なぜだ…なぜつかないんだ…
そうです。iPhone 12にはACアダプターが付属しないんです!。しかし今までの充電器とケーブルがあれば、iPhone側への差込口は従来通りLightningなので充電自体は可能です。
それではどういう人が買う必要あるのでしょうか。また、買うならどの充電器がおすすめなのでしょうか。まとめていきたいと思います。
そもそも、急速充電って?
急速充電は、2017 年に発売された iPhone 8 以降の iPhone シリーズについた機能で、USB PD (Power Delivery) という規格によって 30 分で最大 50% 充電ができるというものです。
この中でも進化があり、iPhone 8 〜 iPhone 11 や SE (2nd) では 18 W での急速充電が可能でしたが、最新の iPhone 12 シリーズでは 20 W の充電に対応しました。
しかしながらこの急速充電の機能を活用している人は実は少ないのです。なぜなら急速充電するためには USB-typeC のケーブルと PD に対応した充電器を使う必要があるからです。
あ、iPhone 11 Pro 買ったらデカめの充電器だったぞ
iPhone 11 Pro や iPhone 11 Pro Max を購入した人はこれらが付属しているので日常的に急速充電が行える環境ですが、それ以外の人は新たに購入しないと急速充電の恩恵に与る事はできません…。
従来のiPhone付属の充電器は 5 W(こんなの)。
5 W と聞くと先述の急速充電で使われる 18 W や 20 W と比べれば相当遅いことがわかります。
USB-Cの充電器、買った方がいい人は?
では、どのような人が充電器を新しく買う必要があるのでしょうか。
まず充電速度が遅いと感じたことがある人。特に 5 W の付属充電器を使っていた人はこれを気に新調すると充電の速さに驚くでしょう。また、今回発表されたMagSafe充電器もプラグはUSB-Cなので、MagSafeを使う人も新しく充電器を買う必要がありそうです。
まとめると以下のようになります。
コスパがいいおすすめの充電器は?
選ぶ基準で気をつけて欲しい事は、先ほど述べたとおり PD に対応しているという事。そしてなんと言っても 20W の出力に対応している事。ちなみに20W以上であれば何Wでも大丈夫です!
それではコスパがよくおすすめの充電器を紹介していきます。
Anker
まずはなんと言ってもこれ、PowerPort Ⅲ Nano 20W (約2000円)
世界トップレベルのわずか30gという超軽量。そしてAppleの5W充電器のような超コンパクトなサイズ感(でももちろん20W対応ですよ)。PowerIQ 3.0搭載でiPhone以外にもiPadはもちろんAir PodsやAndroid端末と様々な端末に対応しています。
そしてiPhone12発売直後の10月20日発売。明らかに純正に並ぶFirst Choiceを目指して作られたのが分かります(分かります)。
AUKEY
AUKEYも良いものを出しています。 Omnia Mini 20W です。(約2000円)
デザイン見て貰えば分かりますが、Ankerの製品と酷似していm…(ゴホンゴホン 先程のANKERのものと比べて在庫がある方をチョイスすれば良いと思います。
AUKEYって会社名ANKERと似てない?と思ったそこのあなた、AUKEYの方が先なんですよ!(どうでも良い)
Apple純正もチェック
純正、正直やるなと思いました。2000円で買えます。
上の2つよりも少々大きいように見えますが、安心の純正品なので選択肢にしても良いでしょう。
MagSafeにも充電器は必要
MagSafeにしようかなと思っている人も、充電器は購入する必要があります。検討している人は忘れず併せて注文しましょう(互換品でも全く問題ありません)。4500円で購入することができます。
しかし注意したいのが、有線充電には叶わないよ、ということです。最大で15Wなので5W充電器に比べれば大したものですが急速充電にこだわる人は注意した方が良いでしょう。でもやっぱり利便性は高いです。
まとめ
今後もUSB-C規格を採用する機器は増えていくと思われます。Apple側も昔からの5W充電器を付属させるのもそろそろ無駄で、かと言って高度化する充電器を同梱するには高いので機種変しても同じものを使って貰えば良いという判断だったのでしょう。エコに向けた良い時代の流れかなと思います。
これを気に身の回りの環境を一段階アップグレードしてみてはいかがでしょうか。便利なこと間違いなしです。
ではまた。
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